ジュネーブを後にし、電車でツェルマットを目指します。電車の旅は道中も全て絵になるし、なにより自分で運転することのリスクを心配する必要もないので楽です。
ツェルマットはマッターホルンのふもとの村ですが、凄く懐かしい雰囲気があるのです。そうそう、日本の温泉街にかなり似た雰囲気があります(温泉はないですが)。
少し奮発してマッターホルンを目の前に拝めるホテルに宿泊し、毎日ベランダからマッターホルンを眺めながらコーヒーをすする日を過ごしました。夏でしたので日中は寒くもなく、ベランダで長い時間ゆったりと時を過ごすのは、至福の時でした。
結構雲に邪魔されて、マッターホルンの全貌が見えなかったりしますが、朝一なんかに特に綺麗な形が見えたりするので、感動します。そういえばイギリスではいろいろな町を周ってもあまり山って遭遇してないかも。
3090mの所にあるゴルナーグラートという展望台が有名で、登山鉄道が15分くらいで連れて行ってくれます。3090mと聞いて、呼吸困難になったらどうしようかと、かなり行く前はビビっておりましたが、意外にも大したことありませんでしたので、皆さま御心配なく。特に酸素ボンベとかは全く不要なレベルです。
間近で見ても、ふもとで見てもマッターホルンはあまり印象変わりませんでしたが、高い所に行くと周りの景色が氷河もあって神秘的で美しく、また一味違う山の側面を楽しめたように感じます。個人的に今まで全く山と縁がなく、富士山なんかに登ったら高山病で死ぬと思ってましたので、話に聞くのと自分で体験するのは凄く違いますね。。
ゴルナーグラート以外にも、標高2288mのスネガに登りましたが、湖や公園があって、子供達には天国のようです。もしかして世界で一番標高の高い公園かもしれないです。
スネガには3分で2282mまで一気に行く、電車型の高速エレベーターを利用することができます。
マッターホルンを満喫し、次の目的地であるブリエンツやインターラーケンへと向かいました。
ちなみに、本場のチーズフォンデュを食べようと思って地球の歩き方に載ってる店に行きましたが、大して美味くなかったです。しかも高いですし。あまりチーズフォンデュにこだわらなくてもいいかなという感じです。
その3へ続く