2019年1月15日の英国議会では、メイ首相が孤軍奮闘で欧州にねじ込んだ離脱案が、反対多数で拒否されるという散々な目に合わされてました。
日本でも新聞やニュースにもなってましたので、見られた方も少なくないと思いますが、昔に比べると日本人の関心も以前よりは落ち、頑張って探さないと日本語でBrexitのネット記事は出てこないこともあります。
活字では勿論連日ニュースとして取り上げていますので、読書の層や興味に合わせて、読んで欲しいトピックスをいじってるのでしょう。
個人的にはメイ首相がどれだけ他の政治家から文句を言われようと、歯を食いしばって一人で欧州に乗り込んで合意を取り付けたり、また英国に戻っては議会を度々説得してる姿を見て、この方はどれだけ打たれ強いのかと思わざるを得ませんし、非常に応援したくなります。
しかも裏では、こんなに人間ができてる人は見たことがないというくらい、欠点のない完璧な人間だというのをある情報スジからも聞いたことがあります。
昨晩の否決を受けて、今日はメイ首相の不信任案がだされましたが、僅差でメイ首相の続投が決まりました。
単純でない話を無理矢理単純化してしまえば、誰もメイ首相のやってることに納得してないけど、誰もメイ首相の代わりにはなりたくないという可愛そうな構図に見えます。。
頑張れ、鋼のメンタルを持った錬金術師よ。文句ばっかり言って、役に立たない議員より、新しい"何か"を必死に進めるあなたを私は応援してるよ。
とりあえず、どのように話が落ち着くのかわかりませんが、Brexitのニュースと共にある意味過ごしてきたこの2年間のなんらかの結論がそろそろ出るかと思えば考え深いものがあります。歴史の証人として、このニュースには引き続き注目していきます!
参考資料: ファイナンシャルタイムズ1月15日号