Japanese man in UK

ロンドン在住のリッキーです。2019年1月からブログを始めました。海外生活での気づきやお役立ち情報をシェアしていきたいと思いますので、皆さまご登録の程よろしくお願いします!

しまった!!なんてもったいないことを。。アートへの理解の話

こんにちは!リッキーです。なんなんでしょう、この勘違い写真。。確か写真はウィーンの美術館ですが、今日はアートに関する理解についてのお話です。

 

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ロンドンを拠点に、子供3人を引き連れて欧州中を旅していますが、どこの国に行っても必ずあるのが美術館や博物館です。

ところが、各国各主要都市にある3点セット(表現の仕方がザツですいません)、1宮殿、2城、3美術館の中でも、特に子供達に人気のないのが3の美術館です。まだ博物館は子供達も楽しめるのですが、美術館で子供に落ち着いて楽しんでもらうのはなかなか至難の業です。。

 

そして正直私自身も有名な絵画をガイドブックを見ながら目で追うくらいで、絵の歴史や深さについてあまり積極的に考えてこなかった1人です。。

 

これってある意味答え合わせに近くて、ガイドブックに絵画の写真なんかがあって、現物を現地で見る訳ですが、「ああ、これこれ、探してたやつあったー!パチリ!」みたいな感じで。。これは完全に間違ってますね。。まさに残念な観光客に成り下がってた時期が正直ありました。

落合さんの“日本再興戦略”を呼んで、この“アートへの理解”という言葉とその意味を聞いた時に、特に自分の中に“なんてもったいないことをしていたんだろう”っていう気持ちが湧き上がってきたことを覚えています。

今では、アートへの理解やそこからのインスピレーションを大事にし、自分なりの見た時の気づきをノートなどに書き留めています。このルーチンを通じて、“アートは、やはり人としての豊かさや深さにすごく影響を与えているな”という確かな肌感が今はあります(少しですが笑)。

落合さんは、「アートへの理解がないということは、人が時間をかけて作ったものや、深い価値があるものを正しく判断できない」と述べていますが、創造的であるべきビジネスマン(特に経営者やその候補)にとって必要な一側面であると同時に、自分の心の余裕のなさを呪ったものです。今後気をつけようっと。。

 

私は海外で住むことや海外を旅することの最大のメリットは、異文化体感だと思ってます。私自身は何十年かを日本で過ごした後に海外に来たため、ある一つの価値観に染まりきった状態で海外に来ましたが、新しいモノに触れ、私の中に確実に起こりつつある化学反応に期待しています。特にまだまだ頭の柔らかい子供にとっては、ダブルの価値観が当たり前になり、同じモノを見てもきっと感じ方は私のソレと大きく違うことでしょう。

 

硬くコリッコリッの頭を少しでも柔らかくして、沢山のモノを見て、沢山のコトを体感し、新しいモノを受け入れ、創造性を鍛えるトレーニングをしていかなきゃいけないなと常々思います。。がんばります!