Japanese man in UK

ロンドン在住のリッキーです。2019年1月からブログを始めました。海外生活での気づきやお役立ち情報をシェアしていきたいと思いますので、皆さまご登録の程よろしくお願いします!

“旅の最終日硬貨・降下・効果”論について。。。リッキーが提案する新しいビジネスモデル!?

私は直近の3年以内くらいで欧州を中心に33カ国ほど家族で旅をしてきました。
たまにその旅の様子や気になったことをブログに残すようにしているのですが、私が各国を訪問するたびにやっていることが2つあります。

一つは国単位よりももっと細かい都市単位でフォトブックをつくること。
これは前にもシェアさせていただきましたが、ノハナという便利なアプリがありますので、これを利用しています。

そしてもう一つがお土産を買うことなんです。
私も子供達もサッカーが好きなので、以前は新しい国を訪れると、その国のローカルチームか代表チームのユニフォームや帽子、グッズなんかをお土産に買うようにしてました。特に欧州はサッカーが盛んですし、どの都市に行っても必ず売ってるものの一つであり、かつチームによって個性も出てくるのでお土産として好きなのです。

あとはトートバッグを各都市毎に買ったり、お菓子なんかも買うわけですが、そういうお土産を帰国してから眺めて、もう一回楽しんだりしています。

中には「何でこれ買ったんだっけ?」みたいな変な置物やキーホルダーがあったりしますが、それはそれで思い出になります。。

お土産って考えてみれば、例えばベルギーの小便小僧なら、小便小僧の置物が沢山現地で売ってるわけですが、大量生産されたこれらの置物に我々が旅のストーリーを乗せることで、世界でたった一つのその人にとって大事なお土産に変身するんですよね。こうなると、自分の中だけで価値があがって、誰かに売ろうなんてことにはならないのです。

キングコングの西野さんが、「著名な作家の絵画は買わないのに、シンガポールに行った時の謎のマーライオンのお土産は買ってしまう。作品には金を出さないが、思い出には金を出す」と述べていますが、まさにその通りで財布の紐が突然ゆるくなる瞬間があるわけです。

しかもその国でしか通用しない通貨があって、旅の後半(特に最終日)だったりすると、欲しくもないお土産に大量に余った通貨を全部ぶっこむなんていう不思議な現象もあるわけです(笑)。。私はその財布の紐を緩める現象のことを、“旅の最終日硬貨・降下・効果(字余り)”と呼ぶことにします(笑)。

 

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ちなみにこのお金はハンガリーの通貨

私は通貨すらお土産にしますが。。


ただこの現象はお土産の価値化というよりは、保有している通貨の価値の下落を考慮した意思決定なので、さきほどのケースよりも、それほどお土産の価値自体が高まらないということになります。

ご当地お土産で有名なのは、ダックちゃん(正式名称は知りませんが、あひるのソフトトイ)ですが、この私が提唱する“旅の最終日硬貨・降下・効果”を利用して、“ダックちゃんに代わるご当地お土産X何個あっても困らないモノX使用期限がないものの組み合わせ”を考えて、ビジネス展開したら面白そうだなと一瞬思いました(笑)。

もしくは、余った通貨を回収するBOXを空港に用意して、社会的に意義のあるドネーションに役立てるとか(これは既にありそう)、いわゆる“旅の最終日硬貨・降下・効果”を防ぎ、無駄にお土産買うよりもこの世の中に価値のある活動ができるような気もします。